オルニチンは新陳代謝を高める
オルニチンは肝臓以外にも効果がある
オルニチンはお酒を飲むことが好きな人にとってお助け成分として知られています。
肝臓の働き、解毒、消化液の生成などについて高いサポート効果がありますので、アルコールによって弱った肝臓をお持ちの方には注目の成分と言っていいでしょう。
でも、オルニチンの効果はこうした肝臓への働きかけにプラスしてほかにもたくさんあるのです。
成長ホルモンの分泌の促進
その中でも注目してほしいのが、オルニチンの成長ホルモンへの効果です。
オルニチンを積極的に摂取することによって、成長ホルモンの分泌を高めるという効果があります。
成長ホルモンは肌のターンオーバーなどにも効果を発揮するホルモンですが、この成長ホルモンの分泌が促進されることによって筋肉量が増加します。
筋肉量増えると基礎代謝も増える
筋肉量が増加すると、基礎代謝という代謝が増えます。
基礎代謝というのは生きていくために無意識に活動している大切な代謝で、呼吸をしたり心臓を動かすなどの代謝のことです。
筋肉の動きに関しても基礎代謝がかかわります。
筋肉が成長ホルモンによって発達すると筋肉がポンプ役となり、血液の流れを良くしてくれます。
流れの良くなった血液によって各臓器などに必要な栄養素が運ばれ、さらに体の代謝がアップします。
基礎代謝が高いと痩せやすい
同じ食事、同じ運動をしていても、片方の人は痩せることができ、片方の人はまったく痩せないという違いが起こるのも、基礎代謝の違いがあるからです。
基礎代謝が高い人はその分、エネルギーを効率よく利用することができるため、痩せやすい体になります。
基礎代謝が低い人はエネルギー効率が悪いため同じ運動を行っても、痩せる率が低くなるのです。
まとめ
成長ホルモンの分泌を促すのもオルニチンの効果です。
成長ホルモンが正常に分泌されることによって、筋肉量が増え、細胞の働きもよくなり活性化し、体全体の代謝もぐんぐん上がっていきます。
オルニチンは肝臓ということに深くかかわっている成分ですが、ほかにも人の体、健康に有用な高い働きを持っているのです。
もちろん、代謝が高くなることで、アルコール分解もスピーディになりますので、肝臓への負担も少なくなります。